あどのすけ日記

素直に生きたいという目標があります。 大学を休学してインドネシアへ→ゲストハウスで働く→日本語教師→図書館司書(現在) 日本語教師に役立つ情報を多く紹介しています。

封筒に切手を貼らずに送ってしまったらどうなる?対処法は?

※この記事は2019年3月9日に更新しました。
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封筒に切手を貼らずに送ってしまったことってありますか。

私は先ほどやってしまいました。

とある封筒を郵便ポストに投函したのですが、それから約1時間後。

切手を貼り忘れていたことに気がつきました・・・。

そこで今回は、封筒に切手を貼らずに送ってしまったときの対処法

料金は受取人に請求されてしまうのか

いつ戻ってくるのか、についてご紹介したいと思います。

 

封筒に切手を貼らずに送ることはできる?

そもそも、封筒に切手を貼らずに送ることはできるのでしょうか?

 

切手のみを別で支払う

封筒に切手を貼らずに送る方法として、「料金別納郵便」があります。

「料金別納郵便」は、同じ重さの封筒や荷物を10個以上送るときに利用できます。

通信販売会社やセール展示会やバーゲン等の案内状を出す際など一度に大量の郵送をしなければならない時、1枚1枚切手を貼るのは大変ですよね。

そういった時に、切手代を別で支払うことができる方法です。

やり方は至って簡単で、

  1. 郵便局に荷物を持っていきます。
  2. 「料金別納郵便でお願いします」と伝えます。
  3. その場で切手代を支払います。(必要であれば領収書を受け取りましょう)

料金を一括して支払えるので、業務効率化に役立ちます

www.post.japanpost.jp

 

違法な行為

切手を貼らずに無料で送る方法として、「差出人の住所・氏名を送る相手の住所・氏名にする」というものがありますが、

当たり前に違法ですので、やらないようにしましょう。

 

封筒に切手を貼らずに送ってしまったらどうなる?

本題ですが、封筒に切手を貼らずに送ってしまったらどうなるのでしょうか?

 

差出人の氏名・住所がある場合

差出人の住所・氏名が書かれていれば、差出人の元へ戻ってきます。

しかし、差出人の元へ戻ってこない場合があります。

差出人の住所から遠いポストに投函してしまった場合です。

正確に言うと、差出人の住所と違う集配の管轄にあるポストに投函した場合です。

なぜなら、封筒を貼らずに投函してしまったポストの管轄郵便局から、差出人住所の管轄郵便局まで送らなければいけないからです。

投函したポストがどの管轄郵便局かはポストの横の集配時刻表に書いてあります。

ネットで検索するのは少々面倒で、【住所→郵便番号→支店】と、いったん郵便番号を確認して、その郵便番号から支店を検索する必要があります。

 

  • 差出人の住所・氏名が書かれている
  • 差出人の住所と同じ集配の管轄にあるポストに投函した

を満たしていれば、封筒は差出人の元へ戻ってきます。

 

受取人に料金が請求されることは?

反対に、以下の場合、

  • 差出人の住所・氏名が書かれていない
  • 差出人の住所と違う集配の管轄にあるポストに投函した

封筒は受取人の元へ届けられ、受取人に料金が請求されます。

友人や知人であれば、あらかじめ連絡をしておくことで混乱を防げますが、仕事上の相手の場合、関係性の悪化に繋がるかもしれません。

 

郵便局で配送を止める

仕事上で大事な取引先などに切手を貼り忘れて投函してしまったら、もう取り返しがつかない・・・わけではありません。

すぐに気づけば、配達を郵便局で止めることができます。

取戻し請求」といって、配達前であれば、受取人への配達を取りやめ、差出人に郵便物を返すことができるサービスです。

ただし、「取戻し請求」を行う際は、本人確認資料+規定の料金(配達郵便局に請求の場合410円、その他の郵便局に請求の場合570円)が必要となりますので、ご注意ください。

「取戻し請求」は切手を貼り忘れた場合だけでなく、間違えて送ってしまった際にも使えるサービスですので、この機会に覚えておきましょう。

www.post.japanpost.jp

 

封筒に切手を貼らずに送ってしまったらいつ戻ってくる?

では、封筒に切手を貼らずに送ってしまったらいつ戻ってくるのでしょうか。

 

早ければ翌日

これは投函した時間帯や地域によりますので、一概には言えませんが、色々な方の経験から「早くて翌日」です。

郵便局の配達システムから考えても当日に戻ってくることは無いでしょう。

 

3日以上経っていると・・・

これも投函した時間帯や地域によりますので、一概には言えませんが、3日以上経って戻ってこなければ受取人に届いている可能性が高いです。

 

切手を貼らなくていい封筒もある

ここまで、切手を貼り忘れた際の対処法を述べてきましたが、切手を貼らなくていい封筒もあります。

 

料金受取人払郵便

差出人が料金を負担しなくていい「料金受取人払郵便」と書かれている封筒があります。

「料金受取人払郵便」とは受取人があらかじめ配達郵便局に料金を支払って用意してくれた封筒やはがきのことです。

切手の位置に「料金受取人払郵便」と書かれているので、切手を貼る際に気づくと思います。

 

有効期限を確認しよう

「料金受取人払郵便」には有効期限があります。

有効期限が切れた場合は、差出人が切手を貼らなければなりませんので、ご注意ください。 

 

まとめ:封筒に切手を貼り忘れたら、まずは管轄郵便局に電話!

封筒に切手を貼らずに送ってしまった場合、一定の条件を満たしていれば、差出人の元へ戻ってきます。

しかし、条件を満たしておらず、相手が仕事上の大事な取引先などの場合、相手との関係悪化につながりますので、急いで管轄郵便局に電話しましょう。

すでに配達されてしまっていたら、相手に事前に連絡しておきましょう。

正直に説明し、その後の対応を話し合っておけば、混乱は避けられるでしょう。

何よりも、投函する前に切手が貼られているか確認する習慣をつけましょう。