日本語教師とは?
こんにちは。
みなさん、日本語教師は知っていますか?
国語教師ではなく、日本語教師。
名前からは「日本語のプロフェッショナル」ってイメージが湧いてかっこいいいですよね。
ただ実際にどんな仕事なのか?と聞かれると、「・・・日本語を教える?」と戸惑ってしまいます。
今回は日本語教師の仕事について、ご紹介します。
日本語教師の仕事内容
日本語教師の仕事内容は、「日本語を教える」ことです。
仕事の60%ぐらいは「日本語を教える」関係のことだと思います。
残りの40%は、授業の事務的な作業、進学指導、生活指導、学校運営などですね。
事務的な作業というのは、学生の出欠管理や、クラス管理、試験作成やカリキュラムの選定など。
進学指導というのは、進学を控えている学生への進路面談や、願書の添削、面接の練習など。
生活指導というのは、留学生の銀行口座を一緒に作ったり、健康診断に付き添ったり、日本に住んでいて起こる生活上の問題を一緒に対処していくこと。
学校運営は、役職がある先生しか関わらないかもしれませんが、教員の採用、様々な業者との折衝など。
ざっくり分けると、「授業」と「授業以外」の仕事と分けられます。
日本語教師といっても、授業だけをしているわけにはいかないんですね。
日本語教師になるための資格
日本語教師は、「教師」と名前がつくため教員免許がいるのでは?と思う人もいるでしょう。
結論からいうと、教員免許はいりません!
日本語教師になるめためには、特別な資格が必須ではないようです。
ただ、仕事として教えようと思ったら、ほとんどの勤務先で求められていることがあります。
- 日本語教師養成講座の修了
- 日本語教育能力検定試験の合格
- 大学で日本語教育を主専攻または副専攻
この3つのいずれかを満たしていることが採用条件としている勤務地が96%ぐらいだと思います。
3つすべてではありません!3つのうち1つで大丈夫です!
中には、「この条件を満たしていなくてもいいよー」と言ってくださるところもありますが、お給料がとても少なかったり、ボランティアやお手伝いのような扱いをされることもあるので、注意しましょう!
日本語教師の求人はどうやって探すの?
日本語教師の仕事内容や必要な資格がわかったところで、次は求人はどうやって見つけるのか、という話です。
日本語教師の求人の探し方は、大きく2つあります。
- 直接紹介してもらう
- インターネットで探す
まず「直接紹介してもらう」方法ですが、これは日本語教師養成講座や日本語教師養成課程のある大学から、紹介してもらうのが一番一般的でしょう。
日本語教師になりたい人は、まず資格を取りに行きます(もしくは日本語教育が学べる大学に行きます)。
企業の方も日本語教師の資格を取得する予定の人にだけ、求人お知らせを打ちたいので、養成講座や大学にはたくさんの日本語教師の求人が来ます。
いわゆる青田買いってやつです。
直接紹介のメリットは、自分の通っている講座や大学の先生などから実際に企業のことを聞けることです。
2つ目の「インターネットで探す」方法は、日本語教師専用の求人サイトがあります。
国内求人を探すなら、この2つがおすすめです。
海外求人ならここが一番情報量が多いです。
大学など高等教育機関の求人なら、ここにしか出してない学校もあります。
働きたい場所によって求人サイトを使い分けると効率的に探せます。
まとめ
日本語教師の仕事内容、なるための資格、求人の探し方についてご紹介しました。
学校の先生は、部活や生徒指導など授業以外で忙しいと聞くけど、日本語教師にもまた違った忙しさがありそうですよね。
これから日本語教師を目指そう!と思ったら、まず資格を取らなければいけませんね。
一体、どの資格がおすすめなの?と思った方は、以下の記事をご覧ください!