「『1日30分』を続けなさい!人生勝利の勉強法」が、移動中の1時間で読み切れるほど分かりやすく、面白い!
2007年のベストセラービジネス書第1位の「『1日30分』を続けなさい!人生勝利の勉強法」をご紹介します。
僕は大学を卒業してから、恥ずかしながら「勉強」をしっかりした記憶がありません。
「1日30分」という売り文句と「人生勝利」というタイトルに強く惹きつけられ、Kindleで購入しました。
Prime readingに入っていたので、無料で最後まで読めました!
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勉強に時間
勉強の成果をもたらす要素はたくさんあります。教材やサービスの質・集中力・過去の勉強の蓄積など。その一番大きな要素は勉強量(勉強時間)なのです。
考えてみれば当たり前のことです。大学受験の時は、1日10時間机に向かっていることもありましたよね。
著者の古市さんは「多くの学習者が少ない勉強量でいかに成果を出すか、ばかり考えている」と指摘しています。英語学校を経営されていた古市さんは、特に英語学習において、「ラクして、簡単に」という勉強法が増えていると言います。
嫌になる前に休憩を挟む
どれだけ勉強が得意な人でも、1日ずっとは勉強できません。得意でない人にとっては、1時間勉強し続けることも難しいでしょう。
それは集中力が続かないからです。
どれだけ勉強が好きでも、人間の集中力は、90分が限界と言われています。エネルギーを使いすぎると、脳が「勉強=痛み」と認識してしまうといいます。
集中力が途切れる前に勉強を一時中断することで、これを防ぐことができます。
熱中症予防の水分補給と一緒です。「喉が渇いてる(集中力が切れている)と思ってから水を飲む(休憩する)んじゃ遅い」。
まとめ
英語学校の経営をされてきた古市幸雄のビジネスモットーは「わかりやすく、具体的に解説する」ことだそうです。
その通り、非常に分かりやすく具体的な勉強法がたくさん載っていました。
ラクして勉強しようではなく「どうやって時間を捻出するか」に視点が置かれていることも面白かったです。死ぬまで一切テレビを見なければ、約8年分の時間が生まれるというのは極論かもしれませんが、驚きました。
読んだ直後から資格の勉強に身が入り始めました。
1時間ほどで読めてしまうので、電車や飛行機の移動時間にちょうどいいサイズだと思います。